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【希少がんと共に生きる】点滴中断「奇跡」の転移なし 生きてこそ…錠剤は継続、副作用対策には依然苦戦 

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 昨年4月にオキサリプラチンの投与を中断したのは理由がある。

 手足のしびれや喉が締め付けられるような感覚異常、吐き気などの副作用が激しく出たことが大きい。その分、効果は大きく、腹膜にあった約1センチのがん細胞を見事に小さくしてくれた。そんな効果てきめんのプラチナ製剤をやめてもいいものか-。当時、逡巡したのはいうまでもない。

 ただ、希少がんという性格上、2次治療薬はない。オキサリプラチンが効かなくなる「薬剤耐性」が出てくる前にやめなければ、がん細胞が腹膜で大きくなったり、臓器に転移したりした場合、対応は困難になる。このことは生命に直結するため、恐る恐る点滴はやめ、その代わり朝晩6錠ずつのんでいた錠剤を7錠ずつに増やした。

 担当医によると、オキサリプラチンをやめた人の多くは半年以内に再発したり転移したりし、中断後1年間、再発や転移がなかった患者はほとんどいないという。つまり筆者が点滴中断後1年間、転移がなかったのは奇跡に近い。

 では、どのような患者が点滴の抗がん剤をやめても小康状態を保っているのか。担当医によると「『大丈夫か、大丈夫か』と様子を見ながらダラダラと錠剤の抗がん剤をのみ続けている患者」だという。

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