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【みうらじゅんの収集癖と発表癖】どん!ドン!丼! スケール大 命名も大盛り?!

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【みうらじゅんの収集癖と発表癖】
どん!ドン!丼! スケール大 命名も大盛り?!

最強の丼はどれだ… 最強の丼はどれだ…

 東京・上野駅近くの店先に『西郷丼』なる看板を発見したのは30年ほど前。誰もが一度は思いつく駄ジャレを本気でメニューにして出す飲食店主の勇気は買うが、内容は単なるマグロ丼であったことに“WHY?”。

 西郷どんという人物のスケールのデカさにあやかりたかったのであろうが、今は都市開発で店ごと無くなってしまった。

 また、福井県立恐竜博物館の食堂で見かけたスケールのデカイ丼『プテラノ丼』。見た目はキジ丼であるが、そのキャッチコピーに“翼竜をイメージした”と書かれてあってWHY? 実際、博物館でプテラノドンの骨の展示は見たけど、アイツは到底、こんな丼に収まるサイズじゃないでしょ!

 小樽に行った時、“流石(さすが)、北海道はデカイなぁ”と驚いたのが『ポセイ丼』。だって海洋の全てを支配するギリシャ神話の神の名を借りて単なる海鮮丼なわけが…。いや、盛りの大きい海鮮丼みたいだった。

 函館の五稜郭近くの店の看板には『ゴッホ丼』。ひまわりの種でも入ってるというのか? 他のメニューもどうかしてるが、『ゴーギャン』に至っては丼なのか麺なのか、そこも分からない。どんな品が出てくるのかとても興味深いけど、たぶん技術班の連中はこんな際物(きわもの)メニューに迷うことなく、カツ丼や天丼をオーダーするに決まってるだろう。(作家、イラストレーター・みうらじゅん)

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