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【平成の人気者はこうして生まれた】「ひこにゃんに負けるな」 おまけで生まれたくまモン

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関空夏祭りのPRに産経新聞大阪本社を訪れた「くまモン」。当時、ひこにゃんとの差は大きかった=平成22年8月、大阪市浪速区(沢野貴信撮影)
関空夏祭りのPRに産経新聞大阪本社を訪れた「くまモン」。当時、ひこにゃんとの差は大きかった=平成22年8月、大阪市浪速区(沢野貴信撮影)

 「この8年間、世界中にファンを増やし続けた。熊本地震では多くの被災者を元気づけてくれた。見るたびに魅力を高め、立派になってくれた。涙が出るほどうれしい」

 今年3月10日、熊本県知事の蒲島郁夫(71)は、感極まった様子で語った。横には、熊本県のPRキャラクター、くまモンがいた。

 熊本市内で開かれた、くまモン8歳の誕生祝いのイベントだった。

 くまモンはタキシード姿。ふなっしーら県内外のゆるキャラが、お祝いに駆けつけた。

 「日本のくまモンから、世界のくまモンになろうとしている。世界へ羽ばたくくまモンを、みんなで応援しよう」

 呼びかける蒲島に、くまモンは抱きついた。

 世界に羽ばたく人気者は、「おまけ」として誕生した。

× × ×

 平成22年2月11日、熊本県庁で「新幹線元年委員会」の会合が開かれた。

 九州新幹線鹿児島ルートの全線開業が、翌年3月に迫っていた。博多から熊本を経由し、鹿児島中央までの256キロ。九州を縦貫する高速鉄道が完成すれば、人の流れは大きく変わる。

 変化の波に乗って、熊本の存在を打ち出す-。その戦略の立案に、県は民間も交えた委員会を設置した。

 「人の優しさなど、熊本の良さは、驚くほどたくさんある。この良さをまず県民が再発見し、県外にPRしましょう」

 熊本県天草市出身の放送作家、小山薫堂(53)が県民運動「くまもとサプライズ!」を提案した。

 「運動のロゴマークがこれです。それと、こんな物もできました。おまけですが…」

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