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【健康カフェ】(125)胃がん 早期は症状なし、検診受けて

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 高血圧で通院する70代男性の様子がいつもと違うため、血液検査をしたところ、数カ月前にはなかった貧血がありました。胃や大腸にがんができている可能性もあるため、病院で精密検査をしてもらったところ、胃がんと診断されました。男性は「食欲もあり、体の調子も良かったのですが…」と、納得がいかないようです。

 胃がんは、日本では男性が最もなりやすいがんで、年間約9万人の男性が新たに胃がんと診断されています。女性も男性ほどではありませんが、年間約4万人が胃がんと診断されています。かかる人が多いこともあり、胃がんによる死亡は年間約3万人を数えますが、死亡率でみると他のがんに比べて特に高いわけではありません。むしろ、死亡率はこの50年では目に見えて低下しています。

 診断されてから1年存命なら5年まで生き残る可能性は8割ほどあります。さらに、5年生き残った人の大半が10年後まで生きられるとされます。がんのタイプにもよりますが、通常は早く見つかるほど予後は良好で、早期であればほとんどが治ります。

 それだけに、できるだけ早く胃がんを見つけたいものですが、残念ながら早期のうちはほとんど症状はありません。早期に見つかる胃がんは、ほとんどが健診や胃炎の症状で検査を受け、たまたま見つかったものです。胃の痛みや不快感、体重減少、貧血などの症状は、ある程度がんが大きくなってから出ることが大半です。つまり、症状がないから病気がないとはいえないのです。

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