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【科学の先駆者たち】竹市雅俊・京都大名誉教授 細胞同士がくっつく仕組み解明 鍵握る「カドヘリン」を発見

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 ■玄関でヘビを飼った“虫博士”

 竹市さんは戦時中に愛知県守山町(現名古屋市守山区)で生まれた。家の周囲は自然にあふれ、山や川を遊び回る日々。さまざまな色や形をした昆虫に魅せられ、友人からは「虫博士」と呼ばれていた。

 小学生のとき街中へ引っ越し、周囲の自然が減っても生き物好きは強まるばかり。多くの動物に興味を持ち、玄関でヘビを飼って家庭訪問に来た先生を仰天させたことも。飼育を通じて生態を観察するうちに、生物学者としての素養を身に付けていった。

 今も神戸市内にある理化学研究所で研究の第一線に立ち続ける竹市さん。研究の醍醐味(だいごみ)について「自然の謎が解けるということ。原動力は好奇心です」と笑顔を見せる。(科学部 小野晋史)

     ◇

 たけいち・まさとし 愛知県生まれ。名古屋大大学院修士課程修了。京大教授などを経て、2018年から理研生命機能科学研究センターチームリーダー。05年、日本国際賞。

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