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新天皇即位で恩赦検討 微罪や復権に限定…政府、被害者感情に配慮

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 政府が来年5月1日の皇太子さまの天皇即位に伴い、国家の刑罰権を消滅・軽減させる「恩赦」を実施する方向で検討に入ることが30日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。国の慶弔時などに行われる「政令恩赦」や「特別基準恩赦」が実施されれば、平成5年の皇太子さまと雅子さまのご結婚時以来で、現行憲法下では11回目となる。

 昭和から平成に御代が移った際には、元年に昭和天皇のご大葬に伴う恩赦、2年に天皇陛下のご即位に伴う恩赦が続けて行われた。

 ただ、憲政史上初めてとなる譲位に伴う恩赦の実施に関しては、「ご大葬の場合と一緒にすることはできない」などと慎重な意見が政府内にある。そのため、譲位に伴う恩赦を実施しないか、即位と譲位を一連の慶事と位置づけて1回のみ実施する方向で検討が進む見通しだ。

 恩赦には、有罪判決が無効になったり、有罪判決が出ていない場合は公訴権が消滅したりする「大赦」▽特定の人の有罪判決の効力を失わせる「特赦」▽「減刑」▽「刑の執行の免除」▽有罪判決確定で失ったり停止されたりした資格を回復する「復権」-の5種類がある。

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