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2020年東京五輪で日本の食文化、鯨食紹介を 映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子氏寄稿(下)

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2020年東京五輪で日本の食文化、鯨食紹介を 映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子氏寄稿(下)

和歌山県太地町には、巨大なクジラの骨が屋外に展示されている(八木景子さん提供) 和歌山県太地町には、巨大なクジラの骨が屋外に展示されている(八木景子さん提供)

 現在、『ビハインド・ザ・コーヴ』はNetflixを通じて世界189カ国に配信されており、飛躍的に鑑賞が容易になった。Netflixでの配信は、捕鯨問題の大きな障害だった国境と言葉の壁を取り払ってくれた。2017年8月の配信開始と同時に、私の元に率直な感想や、捕鯨問題に関する意見が寄せられるようになった。

 特に捕鯨問題に関心が高い米、英、オーストラリアの方から、「アメージング!(目からウロコ)」という声をいただく。反捕鯨の立場から関心を持ったのかもしれないが、非難は思いの外少なかった。

 名門大学の教授から、自分たちの住んでいる環境では知ることができなかった歴史的な事柄が、『ビハインド・ザ・コーヴ』では描かれているというメッセージもいただくなど、知的好奇心が旺盛な方々からの好意的な感想が圧倒的に多かった。

 作品では、日本人が古くからクジラとともに暮らし、鯨食文化を育んできた背景や、江戸時代に鎖国を解いた米国のペリー来航が実は、捕鯨のためだったという歴史的事実も紹介している。一部の国がクジラ類を軍事的に利用していることを、まったく知らなかったという感想もあった。

 また、オーストラリアでは英雄扱いのシー・シェパードだが、ポール・ワトソンが国際指名手配されていることを知らない人も多く、映画を見て「ワトソンは犯罪者だったんだ」と驚いた人もいた。

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