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言葉の壁とメディアのプロパガンダ合戦 映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子氏寄稿(中)

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 映画祭では、彼はまるで人気スターのように扱われていた。彼はフレンドリーに接してくれ、私との写真撮影にも応じた。

 カンヌ映画祭の会場前は地中海に面しており、ワトソンと面会したときに、シー・シェパードの船が停泊していた。私はあの船が日本の捕鯨船に体当たりした船ではないかと思って、ワトソンに「一度、あの船に乗せてもらえないか」と申し出たところ、彼はあっさりと了承してくれた。まだこの企画は実現していないが、チャンスがあれば船の中がどうなっているかこの目で見てみたい。もちろん、ワトソンとの口約束で終わるかもしれない。

 私の挑戦は米国にも及んだ。2016年11月、「ビハインド・ザ・コーヴ」の米国内での劇場公開を果たすことができた。米国メディアによる批評記事もあったが、現地の協力者の支援で劇場公開が実現し、映画界の殿堂であるアカデミー賞の対象作品に入るための条件を満たすことができた。

 形式上は「ザ・コーヴ」と同じ土俵に乗ったことになる。アカデミー賞の審査員に、「ザ・コーヴ」が賞を受賞した後の和歌山県太地町の騒動を見てもらうことを目標にしていたので、これで願いの1つがかなったような気がした。

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