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【みうらじゅんの収集癖と発表癖】カカタレ 夜中に出会えば卒倒しちゃう

 イナバウアーあり、某人気キャラ風あり、クセがすごいカカタレたち
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 いきなりではあるが、案山子(かかし)には2種類あることを御存知だろうか?

 一つは従来のスズメや外敵から稲を守るために作られた十字架状の案山子。“へのへのもへじ”と、簡易にマジックで描かれた顔はあっても、足は主軸の棒でまかなっている。

 服装も至(いた)ってラフで、農作業に従事する者の古着であることは間違いない。

 だから旅人がそれを田んぼで見つけても決して実際の人間と見間違えることはなく、“あぁ、のどかな風景だこと”と、ノスタルジーに浸ることが出来るのである。

 さて、もう一種の案山子。これは敢(あ)えて従来のと区別するため、ママタレ(ママ・タレント)風に“カカタレ”と呼ぶことにしよう。カカシのタレントとは一体、何なのか? それを説明するために、先日訪れた大分県のある村での出来事を掻(か)い摘(つま)んで話すことにする。

 その地は神仏習合発祥の地として名高く、古くは奈良時代から神と仏を同時に祀(まつ)る風習があったという。今では静かな田園風景が広がり太古に思いを馳(は)せるには良好の地であるが突然、視界に入り込んでくる大勢の人にギョッとさせられた。それは橋のたもとであったり、たぶん一日に数本しか無い時刻表ならぬ“地獄表”のバス停の脇であったりと神出鬼没。恐る恐る近づいてみると、それらはおじさん、おばさん、子供たちのふりをした案山子ではないか。

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