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【TOKYO まち・ひと物語】福生の窪田成司さん 郷土の様子、記憶頼りに描く

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 渡部さんは玉川上水と分水網を世界遺産として後世に伝えようという活動に携わっており、窪田さんの絵は申請に向けた資料として重要な役割を担うという。

 今年3月、福生市は市内の目抜き通り、宿橋通りの一角に、昭和10年代の家並みを描いた絵の看板を立てた。窪田さんの作品で、全長計約6メートルにおよぶ絵巻物2巻の大作だ。商店や旅館、銀行、火の見やぐらまで50軒余りの建物が丁寧に描き込まれている。

 「尋常小学校と高等小学校に通った8年間歩いた道だから全部記憶しています」という。

 窪田さんが今取り組んでいるのは、終戦前の昭和20年3、4月頃の様子を伝える絵巻物だ。その下絵には「大ばけ」と呼ばれる崖状の地形を利用し、近くにあった旧陸軍部隊が戦闘機などを崖下に移動し、木などでカムフラージュしていた様子が描かれている。

 「不思議とあの時代は頭から消えません。一つずつ絵にして残していかないと」と窪田さんは話した。

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