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【健康カフェ】(123)乳幼児のワクチン 接種で命を守り、社会に貢献

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 赤ちゃんの頃は免疫といわれる体を守る機能が未熟です。最初のうちは授乳などによってお母さんからもらった免疫で多くを間に合わせていますが、この効果は数カ月で薄れていくので、今度は自分で体を守る機能を発達させていきます。

 ワクチンは特定の病気に対する免疫をあらかじめ付けるものですが、これまでは「未熟な状態にある免疫に大きな負荷をかけることになり、他の病気に対して手薄になるのではないか」との考えもありました。しかし、今回の結果から、赤ちゃんがいろいろなワクチンを接種しても他の感染症を増やすことは心配しなくて済みそうです。

 また、ワクチンは、接種した子供を守るだけではありません。できるだけ多くの子供が接種することで、病気の流行を地域や国といった広い範囲で抑えることができ、社会的にも大きな利益をもたらします。

 「感染症には自然にかかった方がよい免疫が付く」や「ワクチンのなかった昔は、子供の多くがいろいろな感染症にかかったけど、ちゃんと元気になっている」とおっしゃる年配の方もいますが、実際には重い後遺症となったり命を落としたりした子供が少なからずいました。ワクチンによって感染症が原因の後遺症や死亡が大きく減ったことは医学的に証明されています。(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

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