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【きのうきょう】地歌舞伎の衣装

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 岐阜県多治見市 森忍子 74 主婦

 針を持つことが好きな私は、縁あって週に一度、地歌舞伎(じかぶき)の衣装のメンテナンスを手伝っている。

 東濃(とうのう)地方は昔から芝居小屋が多いところ。今でも春や秋にはあちこちの小屋や神社で、子供たちもまじって地歌舞伎が盛んに上演されている。これらの活動は地域の宝物として認知度も高くなってきた。

 古い時代の衣装はもちろん、手入れし大切に受け継がれている。最近では地域の人々から寄せられた、思い出の詰まった着物や帯などもたくさんあって、これらをあれこれ工夫し、舞台衣装に生まれ変わらせるのは醍醐味(だいごみ)である。先人の仕事に時代の息づかいを感じ、またそれらから学べることも楽しい。あれこれ考えをめぐらせていると時間のたつのも早い。

 山は雪が解けると春。小屋の周りで小鳥がさえずって、私たちを癒やしてくれる。できるかぎりここに通って針仕事がしたい。

 「きのうきょう」の原稿を募集しています。生活の中で感じたことを400字程度にまとめ、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記して、お送りください。原稿は応募者の自作で、本欄のみへの投稿作品に限ります。宛先は〒100-8078か〒556-8660(いずれも住所不要) 産経新聞文化部生活面「きのうきょう」係。FAXは03・3270・2424です。採用分には2000円分の図書カードを差し上げます。

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