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【教育動向】世界大学ランキング日本版 国際化の進む大学は?

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【教育動向】
世界大学ランキング日本版 国際化の進む大学は?

京大だけじゃない…意外?な大学も上位に

 2回目となるTHEランキング日本版では、前年3位だった京都大学が東京大学と並んで同率1位になったことが注目されました。THEを運営するTES Global社によると、両大学とも国際化に力を入れているものの、京大の伸びのほうが著しかったと言います。

 評価方法に変更があったことも見逃せません。評価の観点である4分野のうち「国際性」(他に「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」)の比率が、16%から20%に引き上げられました。これまでの外国人学生比率や外国人教員比率に加え、「日本人学生の留学比率」「外国語で行われている講座の比率」を加えたことに伴うものです。

 日本版では、世界版には載らなかった秋田市の公立国際教養大学(2017年20位→18年12位)、東京都三鷹市の私立国際基督教大学(各15位→16位)、国立東京外国語大学(27位→17位)、大分県別府市の私立立命館アジア太平洋大学(各24位→21位)などが上位にランクインされています。分野別ランキングもあり、「国際性」ランキングにはこれら4大学や私立上智大学に、私立の京都外国語大学(20位→6位)、名古屋商科大学(28位→7位)などが続いています。

 海外からも注目されるということは、国内にいながらグローバル人材となれるチャンスを広げてくれる大学だと見ることもできます。古くからのブランドや偏差値だけに頼らない大学選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。(筆者:渡辺敦司)

※THE世界大学ランキング日本版

https://japanuniversityrankings.jp/

【プロフィル】渡辺敦司 1964年北海道生まれ。横浜国立大学教育学部卒。1990年、教育専門紙「日本教育新聞」記者となり、文部省、進路指導問題などを担当。1998年よりフリー。連載に「『学力』新時代~模索する教育現場から」(時事通信社「内外教育」)など。

(提供:Benesse教育情報サイト

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