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【第30期女流名人戦】準決勝第2局(上)奥田、布石でつまずく

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【第30期女流名人戦】
準決勝第2局(上)奥田、布石でつまずく

矢代久美子六段 矢代久美子六段

 黒 三 段 奥田 あや

 白 六 段 矢代久美子

 【1~100】持ち時間各3時間

 先番(黒)6目半コミ出し

                   ◇

 本戦トーナメントの左ブロックでは挑戦者候補の大本命、謝依旻(しぇい・いみん)女流棋聖(当時)が、2回戦で桑原陽子六段に敗れる波乱があった。その桑原も準決勝で、井澤秋乃四段に討ち取られてしまった。

 昨年11月30日、日本棋院東京本院の7階特別対局室で、右ブロックの準決勝、矢代久美子六段(41)対奥田あや三段(29)戦が行われた。

 矢代六段は直近で5連勝と好調。本戦1、2回戦では知念かおり六段、牛栄子二段という実力派を連破して勢いに乗った。初の女流名人戦三番勝負挑戦に向けて、気合が入っている。

 一方、奥田三段は1回戦で新鋭の上野愛咲美初段(当時、現女流棋聖)を、2回戦で鈴木歩七段を下した。直後の女流棋聖戦準決勝でも、同じく鈴木に連勝して決勝に進出と、こちらも絶好調だ。

 アルファ碁登場からわずか2年足らずで、AI(人工知能)全盛時代を迎えた。最近のプロ棋士の対局で、その影響を受けない布石は皆無と言っても、過言ではあるまい。この碁でも例えば黒19の小ゲイマ受け、右下隅の黒27から35までの折衝などが、AI流である。

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