産経ニュース

【アート 美】ウィリアム・クライン「写真都市展」 東京五輪から50年…再びカオスを目にしたいと日本へ

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【アート 美】
ウィリアム・クライン「写真都市展」 東京五輪から50年…再びカオスを目にしたいと日本へ

ウィリアム・クライン+TAKCOM「ウィリアム・クライン+TAKCOM,2018」より、「Brooklyn」を映しだした場面(部分、黒沢綾子撮影) ウィリアム・クライン+TAKCOM「ウィリアム・クライン+TAKCOM,2018」より、「Brooklyn」を映しだした場面(部分、黒沢綾子撮影)

 パチンコ店の喧噪(けんそう)、建設現場の囲い、伝統的な祭りの熱気、「舞踏」や「ネオ・ダダ」など新しい芸術の息吹…。改めて今、クラインはこう回想する。

 「ちょうど東京はオリンピック開催の準備をしていた頃で、非常に心地良い混乱、興奮、熱気があった。五十余年の時を経て、再びそんなカオスを目にしたいと日本にやってきました」

                   

 クラインの冒険は路上にとどまらない。写真だけでなく絵画やデザイン、映画、ファッションなど広く視覚表現を横断し、融合させてきた。こうした既存の写真の枠組みや美学を超える冒険は、日本でも森山大道ら多くの写真家、映像作家に影響を与えた。

 今回の展覧会では、クラインが写した各都市やモードの写真、映画のスチール写真などを使い、日本の映像作家、TAKCOM(タクコム)が空間全体を使った映像作品を発表している。デジタル時代ならではの表現で、クライン作品の浮遊感を補強しつつ、めくるめく万華鏡のような空間をつくり上げた。

続きを読む

このニュースの写真

  • ウィリアム・クライン「写真都市展」 東京五輪から50年…再びカオスを目にしたいと日本へ
  • ウィリアム・クライン「写真都市展」 東京五輪から50年…再びカオスを目にしたいと日本へ

関連ニュース

「ライフ」のランキング