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【モンテーニュとの対話 「随想録」を読みながら〈23〉】人命第一主義に安住するな

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 《我々の病気のうちで最も恐ろしいのは、我々の生存をないがしろにすることである》(第3巻第13章「経験について」)

 よき人生を生きようとするなら、けっして自分の命をないがしろにしてはならないという戒めだ。これは大前提だと思う。

 その大前提に立ったうえで、今回の出来事ではせめて「人命も大切だが、しきたりも大事だ。共同体の中では、しきたりを守るために人命を犠牲にすることもありえるのでは…」という程度のことを考えてみる必要があるのではないか。阿呆(あほう)にならぬためにも。

 ※モンテーニュの引用は関根秀雄訳『モンテーニュ随想録』(国書刊行会)によった。=隔週掲載(文化部 桑原聡)

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