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ふるさとの魅力気付いて 大洗舞台の小説執筆 矢御あやせさん 茨城

大洗を舞台にした小説を執筆した矢御あやせさん=水戸市南町
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 茨城県大洗町を舞台にした小説「大洗おもてなし会議(ミーティング) 四十七位の港町にて」(マイナビ出版ファン文庫)が全国の書店などで販売されている。作者は水戸市在住の作家、矢御(やお)あやせさん(30)。同町に住む主人公が、他者との交流を通じて大洗の魅力を再発見していく物語で、同町の名所や名物が随所に登場することもあり、県内を中心に共感を呼んでいる。

 主人公の皆川涼子は、祖母が切り盛りする民宿を継ぐことを夢見ているが、自分にも、“魅力度最下位”の地元にも誇りが持てずにいる。悩む涼子だったが、東京から来た男性医師との出会いをきっかけに、夢に向かって進み始める。

 「自己肯定の物語。自分やふるさとの、忘れてしまったいいところを思い出してほしい」と矢御さんは語る。

 企画が動き出したのは昨年4月。矢御さんは当初、地元の水戸市を舞台にすることも考えたが、「うまく書ける自信がなかった。近すぎると良さが見えないから、少し離れた場所がよかった」と、釣り好きの父についてよく訪れていた大洗町に焦点を当てた。

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