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C型肝炎、治っても油断しないで なお残るがんのリスク

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 解放感でハイリスク

 なぜ肝炎が治ってもがんのリスクがあるのか。

 治療経験が豊富な武蔵野赤十字病院(東京)の泉並木院長は「がんは線維化といって、炎症で硬くなった組織から多く発生する。治療でウイルスが消え炎症が止まっても、長い年月に蓄積した線維化はなかなか元に戻らないためです」と解説する。

 血液検査で血小板が15万未満と少ないと、線維化が進んでいる目安になる。60歳以上の人や、女性より男性のリスクが高いことが過去の研究で分かっている。肝炎が治った解放感や体調の良さから食べ過ぎ、飲み過ぎを重ねて肥満や脂肪肝になると、それらも肝臓がんのリスクを上げる。

 もっとも、肝炎が治った後にがんになる人は5年で推定数%程度。肝機能は良くなっているため、がんが早期に見つかれば治療成績は良い。泉さんは「リスクが高い人は3~4カ月に1回、そうでなくても半年に1回は受診して肝臓の超音波検査を受けてほしい」と話している。

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