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C型肝炎、治っても油断しないで なお残るがんのリスク

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 通院をやめた結果

 それも一因となり、患者団体のNPO法人「東京肝臓友の会」の会員は激減した。23年は約2700人だったが今は1500人ほど。

 米沢敦子事務局長(57)は「肝炎が治ったので退会します」と連絡が入るたび「おめでとうございます。でも、がんの用心のため通院は続けてください」と言ってきた。

 だが、こうした助言で、「せっかく治って喜んでいるのに」となじられたことや、「リスクを強調し過ぎると、そもそも肝炎の治療を受ける気をそいでしまうのでは」との心配もあり、がんのことはあまり強調しなくなったという。

 それでも、最近、「ウイルスが消えた後にがんができました」「情報が欲しいので再入会したい」などの声がぽつりぽつりと寄せられる。聞くと、治った後に通院をやめてしまっていた人が何人もいた。

 肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれる。自覚症状が出た時にはがんはかなり進行している。米沢さんは「受診を続けていれば早期で見つけられたはず。『治った後』について、本格的な啓発が必要だと思いました」と話す。

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