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【話の肖像画】平昌パラアイスホッケー代表・上原大祐(1)障害はマイナスではなく「武器」

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【話の肖像画】
平昌パラアイスホッケー代表・上原大祐(1)障害はマイナスではなく「武器」

平昌パラリンピックの会場で=韓国・江陵(共同) 平昌パラリンピックの会場で=韓国・江陵(共同)

 米国でプレーするのはエキサイティングで面白かったですね。言葉なんてできなくても、パスを回すだけで分かり合えるんです。競技レベルはもちろん、チームの数や普及の度合いも、まるで日本とは違う。日本の選手は米国やカナダへもっと修業に行くべきです。

 〈平昌パラリンピックで競技生活は引退。今見据えているのは、2年後の東京オリンピック・パラリンピックだ〉

 東京を、パラスポーツを「日常化」する大会にしたい。そのときだけのイベントじゃなく、終わった後もメディアが取り上げて、競技人口も増えるようにしなければなりません。僕は、そのお手伝いをしたいと思います。健常者と障害者の共生社会をうたっていても、日本はハード面では立派ですが、ソフト面や意識では残念ながらまだまだですね。

 僕はね、障害をマイナスではなく、むしろ「武器」としてとらえて発展させたいと考えているんですよ。障害者を起点としたものづくりとかね。実際、カーディガンやストローなど、障害者が使いやすいように、ということからつくられ、一般に普及したとされるものも多い。そこにビジネスチャンスがあるんです。(聞き手 喜多由浩)

                   

【プロフィル】上原大祐

 うえはら・だいすけ 昭和56年、長野県軽井沢町生まれ。二分脊椎という生まれつきの障害があり、幼いころから車いすで生活。19歳でパラアイスホッケーを始め、平成18年のトリノパラリンピックは日本チーム最多得点、銀メダルに輝いた22年バンクーバー大会のカナダ戦では決勝ゴールを決めた。米国での競技生活も経験。今年3月の平昌大会で代表復帰、チームは参加8カ国中8位。現役を引退し、2年後の東京大会に向け、NPO法人「D-SHiPS32」代表などとして、さまざまな活動に取り組む。

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