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春夏の新作ウエア「生物」にヒントがあった! イネの撥水性やヤモリの接着力模倣

新しい衣料用素材「ミノテック」を用いたワンピース(非売品)=東京都港区の帝人フロンティア(牛田久美撮影)
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 古来の雨具「簑(みの)」からヒントを得て開発された、雨粒が転がり落ちるような撥水(はっすい)機能のレインウエアの本格販売が始まった。秋には、ヤモリの足裏の接着力にならった手袋も発売される。生き物のよいところを分析して、人工的に再現する「バイオミメティクス」(生物模倣)がファッションにも広がりつつある。(牛田久美)

                   

◆水が転がるように

 5、6日、百貨店やアパレルなど約50社が参加したポリエステル繊維業「帝人フロンティア」の商談会。

 注目されたのは、イネの葉の撥水メカニズムを再現した新しい衣料用素材「ミノテック」だった。

 イネの葉は無数の凹凸の上を水滴が転がって、カラリとした状態を保つ。「ミノテックも繊維を凹凸にして水の接触面積を減らした。水滴が丸まって生地の上を転がる」。同社衣料第1本部の中野航さん(24)はこう説明する。

 昨年のテスト販売も好調で、同本部の浅井竜一さん(44)は「合繊に抵抗が薄い若者と、繊維開発の流れが合致した」とみる。

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