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【びっくりサイエンス】恐竜の卵、温め方の謎解明 環境に応じ植物発酵や太陽熱を利用していた

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 一方、植物の発酵熱や抱卵は比較的冷涼な環境でも利用できる。シベリアでは発酵熱で温めるハドロサウルス類や、抱卵を行うトロオドン科の卵の化石が見つかっていたことから、北極圏の恐竜は発酵熱や抱卵で生き抜いていたと推測した。

 恐竜が生息域を拡大していくには、運動能力だけでなく、卵の温め方が大きな要素となっていた可能性がある。名古屋大博物館の田中康平特別研究員は「今回の研究で、恐竜たちが厳しい環境を克服してきた過程の一部を明らかにすることができた。今後は卵の温め方の違いを利用して、生息域のさらなる解明につなげていきたい」と話している。(科学部 伊藤壽一郎)

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