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【解答乱麻】TOSS代表・向山洋一 優れた授業は努力から生まれる お手本を見て学び、何年もかけて

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 授業の上手(うま)い教師がいる。下手な教師もいる。下手な教師は上手くなるように努力しなければならない。上手い教師のお手本を見て学び、やってみる。問題点を指摘され修正する。簡単な道のりではない。何年もかかる。誰だってそうやって上達していくのだ。

 ところが、校内研でも教委の研修でも、「授業の上手さ」について、ほとんど検討されていないという。指導主事や管理職が主に指摘するのは「『めあて』と『振り返り』を板書したか」「1時間の学習の流れを構造的に板書したか」といったことだ。しかも形式的すぎる。例外を認めない。ベテラン教師でも従うよう指示される。板書の仕方が全クラスで統一されていることを誇らしげに保護者に語る校長もいる。形だけは同じだが、子供をひきつけるエネルギーがその授業にはない。

 授業によって子供たちが熱中したのか、学力は上がったのかが大切である。その大切な点を見ていないのだ。

 私は、授業は上手い方であったと思う。全国からの参加者が千人以上になる公開研を幾度も経験してきた。筑波大付属、広島大付属、新潟大付属などでの公開授業をしてきた。著作も数多く著してきた。しかし、「めあてと振り返り」を板書したことは一度もない。「構造的な板書」もしていない。

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