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【書評】『幹事長秘録』大下英治著

『幹事長秘録』(大下英治著)
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 英国の歴史家、カーの名言をもじれば「政治史とは過去と現在との対話である」といえようか。著者は田中角栄氏以降の歴代自民党幹事長の表裏両面を厚い取材と当事者インタビューで追いつつ、安倍晋三首相が「憲法改正に真正面から向かっていく」ことの「歴史的な必然性」を解説してみせる。

 そこには過去との対話を通して浮き彫りとなる「今」がある。

 今秋の自民党総裁選。「無風3選は消滅?」などと喧(かまびす)しくなっているが、現職幹事長をはじめ、党人たちは果たしてどう動くのか。本書にはそんな「未来」をも占う手がかりが秘められている。(毎日新聞出版・1600円+税)

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