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「坂本龍馬」選定も「OK」 高校歴史用語、精選基準を修正 教育研、批判受け 偏向も注意促す

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 「坂本龍馬」を外し「従軍慰安婦」を明記するなどした高校歴史用語精選案を作成した民間団体「高大連携歴史教育研究会」(会長・油井大三郎東大名誉教授)が、外部からの批判を踏まえて用語の選定基準を修正したことが31日、分かった。波紋を広げた坂本龍馬などの人物用語をめぐっては「一般によく知られた人物などを厳選して取り上げる」とし、評価が分かれる近現代史の用語についても偏った教育にならないよう注意を促す項目を追加した。近く団体のホームページに掲載する。

 精選案の用語選定を統括した副会長の桃木至朗阪大教授は産経新聞の取材に対し、すでに公表している用語リストの改定については「専門家から多数の意見が寄せられている」として含みを持たせたが、今後の方針は明示しなかった。用語選定グループには複数の教科書執筆者が入っており、教科書編集への一定の影響力があるとの見方もある。

 同団体は増え続ける歴史用語の暗記偏重から歴史的思考力の育成を目指す授業への転換を目指し、全国の大学、高校の教員らの呼びかけで平成27年に発足した。会員数は約400人。生徒が議論する活動を重視した当時の高校学習指導要領案の方針も踏まえ、29年11月に世界史、日本史とも現行教科書の約半分となる1600語程度の精選案を公表した。今年3月末までに最終案を公表し、教科書会社や大学入試関係者に提言するとしていた。

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