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【編集者のおすすめ】『裏切られた自由(上・下)』 フーバーが20年かけ完成させた回顧録…封印されてきた戦争の真実

『裏切られた自由 フーバー大統領が語る第二次世界大戦の隠された歴史とその後遺症(上・下)』
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 □『裏切られた自由 フーバー大統領が語る第二次世界大戦の隠された歴史とその後遺症(上・下)』

 本書は31代米大統領、ハーバート・フーバーが20年の歳月をかけて完成させた第二次世界大戦の回顧録です。原書は1千ページを超える大著で、日本語版では上・下巻に分けての刊行になりました。

 スターリンと手を組んだルーズベルト外交を「自由への裏切り」と断罪した本書は、2011年にフーバー研究所から刊行されると大きな反響を呼びました。日本語版も刊行以来、事前の予想をはるかに上回るペースで版を重ねています。

 フーバーが本書の刊行を決意したきっかけは、真珠湾攻撃のニュースでした。フーバーは日米開戦の翌日、友人に宛てた手紙の中で「日本というガラガラヘビに(米国が)しつこくちょっかいを出した結果、ヘビが咬(か)みついた」という表現で、米外交を批判しています。さらに戦後、東京でマッカーサーと会談した際には「日本との戦いは狂人(ルーズベルト)が望んだこと」という点で合意しています。このように、本書の記述には、従来の戦勝国史観に根本的な見直しを迫る視点が多数含まれています。

 それは、あの戦争における日本側の立場を擁護することにもつながるのですが、強調しておきたいのは、フーバーは決して日本贔屓(びいき)の政治家ではなかったという点です。彼の経歴や政権担当時のスタッフを見れば、むしろ逆であった可能性が高いでしょう。

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