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難民の視点で東京観光 日本初のSEA支援助成スタート

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 近年の美術動向として、「ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)」という分野が注目されている。アーティストが直接社会と関係を結びながら制作や活動を行い、より良い世界を目指す実践を指す。このほど川村文化芸術振興財団(東京)による日本初のSEA支援助成も発足した。

 同助成は毎年度1件、500万円の支援を上限に、日本国内で実施するSEAのプロジェクトを公募する。今年度は67件(海外34件、国内33件)の応募があった。

 審査を経て初のプロジェクトに決まったのは、演出家の高山明率いる創作ユニット「PortB(ポルト・ビー)」が提案した「新・東京修学旅行プロジェクト」。日本で暮らす難民(申請中の人や不認定者も含む)が、東京をガイドする“修学旅行”だ。

 例えばクルド人難民が、同じクルド人の学生のために東京への修学旅行を計画するとしたら、都心の観光地だけでなく、大きなクルド人コミュニティーのある埼玉県南部(蕨市、川口市)を案内するかもしれない。在日クルド人やロヒンギャの人々など、紛争や人権侵害によって故郷を追われた難民が見ている東京は、「私たちが見慣れた東京とは違う姿をしているはずだ」と高山は話す。

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