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「スマホでオンライン診療」本格化 症状安定した患者対象に

スマホを利用して診察を受ける患者の北村尚美さん(左)=東京都葛飾区のハートクリニック
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 診療所に足を運ばなくてもスマートフォンなどの画面上で、医師の診察を受けられるオンライン診療が普及してきた。平成27年に国が情報通信機器を使った遠隔での診療を全面解禁したことを追い風に、スマホなどの普及に伴い、症状が安定している患者向けに導入する医師が増加中だ。待ち時間をなくせるほか、通院が難しい患者も診察を受けやすくなる。4月から医療機関に対し新たな報酬が設けられるため、普及に弾みがつきそうだ。

 治療中断を防止

 東京都葛飾区のハートクリニック。「調子はどうですか」。佐藤一樹医師がパソコン画面に映し出された患者の北村尚美さん(61)に話し掛けた。高血圧で治療中の北村さんが自宅で測った血圧表を見せると、「安定しているし、順調ですね」と佐藤医師が応じた。

 北村さんは昨年11月から2回に1回のペースでスマホを使った診療を受けている。予約時間になると通知され、画面に映った佐藤医師の診察が始まる仕組みだ。「画面を通しても違和感はない。仕事や母親の介護もあり、通院時間を省けて助かる」と北村さん。

 佐藤医師は昨年から症状の安定した患者を対象に、オンライン診療を開始。「自覚症状がない場合、自己判断で薬をやめ、症状が悪化する場合がある。患者さんの治療が中断するのを防ぎたい」。インフルエンザなど感染症の流行期には「通院による感染リスクを避けるといったメリットもある」と佐藤医師は言う。

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