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【健康カフェ】(120)幼少期の腎臓病 中高年で末期腎不全発症も

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 幼少期の腎臓病は、主に腎盂(う)腎炎と糸球体腎炎で、細菌やウイルスの感染や免疫反応が関係するものです。多くは一過性のもので、腎機能もすぐに回復します。ただ、病気になったことで、糸球体の一部が壊されている可能性があります。糸球体は血液を濾過(ろか)する装置で、病歴のある人はない人に比べ、少ない数の糸球体で血液を濾過しなければならないわけです。これにより、糸球体1つ当たりの負担が大きく、早く機能が落ち始め、これが早い年齢での末期腎不全の一因と考えられています。

 幸いにも、冒頭の男性の腎機能はほぼ元の程度まで回復しました。男性は「腎臓の病気をしたのはずいぶん前のことだから、今の自分に関係するとは思ってもいませんでした」と話してくれました。

 回復したとはいえ、男性の場合、今後も腎臓が悪くなる可能性があり、腎臓になるべく負担をかけない生活を心がける必要があります。毎日の食事では、塩分の取り過ぎに注意し、タンパク質も過剰に摂取しないこと。また、過労を避け睡眠を十分にとる▽適度な運動をする▽喫煙者は禁煙する-など日々の生活習慣を見直すことも大切です。(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

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