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【健康カフェ】(120)幼少期の腎臓病 中高年で末期腎不全発症も

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 高血圧で通院する60代男性が、1週間前から熱やせき、たんが出て職場近くの別のクリニックで治療をしたものの治らず、食欲もないといって受診しました。検査をすると、軽い肺炎を起こしており、同時に腎機能が低下していることが分かりました。結果を説明すると、「そういえば子供の頃に腎臓病で入院したことがありました」と言います。男性にはこれまでの病歴を聞いていましたが、子供時代の腎臓病の話は初めて聞きました。

 この男性のように、子供の頃に腎臓が悪くて入院した経験がある患者さんは少なくありません。ほとんどの人が成長するに従って腎機能が回復し、20~30代は問題なく過ごしています。しかし、中高年になったとき、幼少期に腎臓を患った人は再び腎臓に問題が起きやすいことが、最近の研究で分かってきました。

 今年2月に医学誌に報告されたイスラエルの研究では、子供時代に腎臓の病気をしたり、生まれつき腎臓や尿管に異常があったりすると、青年期に腎機能が正常であっても、病歴のない人に比べて末期腎不全(人工透析や腎移植)に至る確率が4・2倍高いという結果でした。末期腎不全となった年齢は平均43歳で、病歴がない人に比べ7年早く発症していました。

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