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【千葉・9歳女児殺害1年(中)】揺らいだ“安全神話” 外国人居住者どう守る

千葉県内すべての交番に置かれている5カ国語での指差しシート=千葉市中央区の本千葉駅前交番(長谷裕太撮影)
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 「日本に来て13年になるが、まさかこんなことが起こるとは思っても見なかった」。千葉県松戸市の日本語学校「KEN日本語学院」職員でベトナム国籍のラィ・ズィ・ヒェウさん(31)は、1年前をそう振り返る。

 多くの外国人にとって、日本は依然として「安全な国」というイメージが根強い。そうした中、松戸市のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が通学路で連れ去られ遺体で見つかった事件は、被害者が同じ国籍の少女だったこともあって衝撃は大きかった。同市内に約2千人が住み、徐々に増えつつあった「ベトナム人コミュニティー」には、今も暗い影を落としている。

 同学院には、20代を中心に約190人のベトナム人の留学生らが日本語を学ぶ。リンさんの事件では、「特に女性の生徒の中から不安の声が多かった」とヒェウさんは明かす。

 ベトナム人女性職員、トン・タイン・トゥイさん(30)は「夜帰宅するときは、なるべく人通りの多い道を通ったり、毎日道を変えたりするように、と生徒に伝えた」とも話す。

 事件は現地のテレビ局やインターネットのニュースなどにも大きく取り上げられた。その一方で、“安全な国”ゆえの日本の習慣が事件につながったのではないかとの思いも消えない。

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