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「坊っちゃん」と「田舎教師」の記念碑を今夏に建立 埼玉県立熊谷高校

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 米山さんは2年前に当時の校長から頼まれ、母校の学生に日本近代文学の傑作のモデルとなった2人について講演した。昨年の同窓会でも講演し、そこで記念碑を建立する話が持ち上がり、実行委員会を立ち上げた。

 実行委は卒業生1人1万円の寄付を設定し、募金目標を200万円とした。ところが、募集を始めると応募者が殺到し、最終的に425人に達した。寄付者は記念碑に刻銘することとなっており、想定よりも人数が増えたため、石の大きさを変更。当初は3月に建立予定だったが、今夏にずれ込むことになった。

 実行委員で同校で体育教師を務め、第7回生の同窓会事務局長の長野順一さん(81)は「申し込みを締め切った後でもまだ応募したいという声が多く、断るのが申し訳ない」と語るほど、記念碑の賛同者は多かった。

 埼玉大人文社会科学研究科の杉浦晋教授は「2人の文豪の代表作のモデルが熊谷中学に一緒にいたのは興味深い」と話している。

 記念碑の碑文は熊谷中の卒業生で2月に亡くなった俳人の金子兜太(とうた)さんに依頼していた。米山さんは「金子さんに『進めてください』と言われていたのに、本当に残念」と話す。坊っちゃんと田舎教師の記念碑は金子さんの句碑の近くに建立されるという。

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