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【話の肖像画】大阪大教授・関谷毅(41)(5)テクノロジーで「神の手」に

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 〈AIは医療などの現場で人命を救う半面、軍事転用される危険性もある。テクノロジーが紛争の被害を増大させる恐れもあり、規制の在り方も議論されている〉

 私は基本的に、テクノロジーは常に人のためにあるものだと思っています。人を傷つけるものであってはなりません。ただ、その半面、AIの軍事利用を止めることは非常に難しいと感じています。AIやモノのインターネット(IoT)の技術の応用は柔軟に変えることが可能で、残念ながら軍事転用することは可能かもしれません。私自身、自分の技術が知らないうちに軍事転用される恐れを全く感じないかというと嘘になります。

 また、AIを多様な分野に応用しようとする人たちの中には、テクノロジーを過信している傾向が強いのも気になります。テクノロジーは人を助けることができますが、人に完全にとって代わることはまだ難しいのが現状です。人は過去の経験に基づき、意味を理解し、瞬時に正確に状況判断することができますが、AIはまだまだ未知数で、予想しない暴走をしてしまう恐れもあります。

 矛盾するようですが、テクノロジーの進化を信じるとともに過信してはならない。慎重に大切に活用していく必要があるのです。(聞き手 板東和正)=次回は相沢病院理事長の相沢孝夫さん

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