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駿府城天守台、日本一の大きさだった 静岡市の発掘調査で判明

日本一の大きさであることが判明した駿府城跡天守台の発掘調査現場=2月24日、静岡市葵区の駿府城公園(吉沢智美撮影)
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 将軍を退き大御所となった徳川家康が自らの居城とするために築かせた駿府城(静岡市葵区)の天守台は西辺約68メートル、北辺約61メートルで、江戸城の天守台(西辺約45メートル、北辺約41メートル)を上回り日本一の大きさだったことが静岡市の発掘調査で分かった。発掘調査では天守台の北東部分から全国的にも珍しい籠城用とみられる石組みの井戸も見つかった。関ケ原の戦いに勝利して江戸幕府を開いたとはいえ、この時期、大坂城には豊臣秀頼がまだ健在で、市の担当者は「当時の駿府城が豊臣方との戦いに備えた実戦的な城であったことを物語っている」と話している。

 調査結果を受け、田辺信宏市長は盛り土としていた天守台の復元方法について、石垣構造とすることも含めて再検討する考えを表明。「400年ぶりに駿府城がよみがえったら郷土の誇りになる」とも語り、天守(天守閣)の再建に改めて強い意欲を示した。

 天守台は天守閣を築くための土台部分。今回の調査で判明した大きさは、江戸時代の天守台を描いたとされる絵図「駿府城御本丸御天主台跡之図」(県立中央図書館所蔵)に記録された寸法(西辺約66メートル、北辺約60メートル)ともほぼ一致している。

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