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フェイクな和風にだまされるな 藤井青銅さん、『「日本の伝統」の正体』刊行

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 受け継がれてきた慣習や思想を大切にしたい。そのために、フェイクな和風とリアルな伝統は見分けたい。その能力を、藤井さんは「伝統リテラシー」と呼ぶ。目からウロコの事例が続々。

 落語を古典落語と呼ぶようになったのは戦後で、まだ誕生から約65年。マナー啓発ポスターなどに使われる「江戸しぐさ」は、初出が昭和56年。誕生から約35年。民芸品「越前竹人形」は小説から生まれて約55年。「讃岐うどん」は大阪万博で登場してから約50年。

 急いで付け加えるが、本書は「短いからダメ」と主張しているわけではない。どんな伝統も、最初は誰かが作ったもの。それが必要だから、意味があるから、時代の変化に耐えて受け継がれてきた。歴史の浅い慣習も、支持を集めれば続いていく。いずれは平成生まれの伝統だってできるだろう。大切なのは、正確な情報を知っておくこと。

 「丸ごと信じないで、いつからなのとか誰が言い出したのとか、疑問を持って、自分で考えることが楽しいと思うんです」(篠原知存)

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