PR

ライフ ライフ

フェイクな和風にだまされるな 藤井青銅さん、『「日本の伝統」の正体』刊行

「本当に伝統かどうか見極めましょう」と藤井青銅さん
Messenger

 桜がパッと散るのはいつから? 落語の古典って? 私たちが「古くからそうだ」と思い込んでいるものが、じつは意外に新しい時代に定着したものだったりする。作家の藤井青銅さん(62)が刊行した『「日本の伝統」の正体』(柏書房)は、いろいろな習慣の由来をわかりやすく解説してくれる一冊。できて数十年という「伝統」が結構たくさん…。

 「やはり『日本の伝統』と呼ぶなら、少なくとも江戸時代以前から続いていてほしい。100年もあれば十分という人もいますけど、ザンギリ頭に洋服になってからのことを『和の心』とか言うのは、なんか違う気がします」

 例えば、いま日本の桜の8割程度を占めるというソメイヨシノが増えたのは、明治になってから。それまでは「群桜(むれざくら)」といっていろいろな種類の桜が次々に咲くのを楽しむのが「花見」だった。「パッと咲いてパッと散る」イメージは意外に新しい。

 「否定しているわけではないんです。ただ、そのぐらいの歴史なんだと知っていて受け入れるのと、何も知らないままに『伝統なら従わなくちゃ』と思ってしまうのは違う」

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ