PR

ライフ ライフ

【東日本大震災7年】職人の絆、山梨で花火師人生再び 宮城から移住した大杉しのぶさん(39) 被災地の海岸で毎夏…夜空に「懸け橋」

Messenger

 被災から半年。「花火師を続けるならもっと腕を磨きたい」。専務、工場長の温かい人柄にも心が動いた。「人間的に素晴らしいからこそ、あの花火ができる。一緒に働きたい」。思いは募っていった。

 宮川さんに働きたいとの思いをしたため手紙を書いた。マルゴーでは中途採用の予定はなかったが、斉木さんは「営業を頑張れば、一人を雇用するぐらい何とかなる」と考え、採用を決めた。

 山梨へきて6年。大杉さんは精進の日々が続く。昨年7月、三重県の「伊勢神宮奉納全国花火大会」では、自身が中心になった作品が優勝した。

 震災翌年の24年から毎夏、マルゴーが宮城県気仙沼市の大谷海岸で打ち上げる500発に及ぶ「鎮魂の花火」。大杉さんはその製作にもかかわる。「鎮魂の花火は、生き残った自分たちと、亡くなられた方たちをつなぐ懸け橋」。そんな思いを込めた花火が、今夏も被災地の夜空に舞う。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ