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【話の肖像画】作家・編集者 末井昭(5) ダメ男の青春記が映画に

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 自我を抑えて相手のことを心底考えられるようになれたら、それが最高に幸せな状態。料理以外の家事はすべてやっています。

 〈美子さんに出会う前の“ダメ男”だった34歳のときに書いた初エッセー「素敵なダイナマイトスキャンダル」が映画化(冨永昌敬監督)され、17日から公開される。勤務先の工場から夜逃げし、風俗店の看板書きなどを経て、伝説のエロ写真雑誌編集長として奔走する自伝・青春記だ〉

 試写を見て「お前、何やってんだ!」って。こんなの映画にしていいんですかね。自我と現実の落差を呪い、ギャンブルや不倫にうつつを抜かし、タドンが転がるような人生を送っていました。ただね、すごくダメでいろんなことがあったけれど、今考えると全部必然だったような気がするんです。

 〈主人公の末井さんを柄本佑、隣家の青年とダイナマイト心中する母を尾野真千子が好演している〉

 パソコンも携帯電話もない1980年代の雑誌作りが熱っぽく描かれて懐かしい。夫婦で追っかけをしている「銀杏BOYZ(ぎんなんぼーいず)」の峯田和伸くんが友達役で出演してくれたことが個人的にうれしいですね。

 〈現在、「自殺」続編の執筆に追われている〉

 こんなダメ男ですら70歳まで生かされているんですよ。人生はやり直せる。自殺なんて、絶対に思い詰めないで。それを生涯伝えていくことが、僕の使命だと思っています。(聞き手 重松明子)=次回は元バレーボール選手の川合俊一さん

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