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ペットとともに土に還る 千葉県袖ケ浦市「真光寺」の樹木葬墓地

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ペットとともに土に還る 千葉県袖ケ浦市「真光寺」の樹木葬墓地

里山の自然を生かしてつくられた真光寺の樹木葬墓地=千葉県袖ケ浦市 里山の自然を生かしてつくられた真光寺の樹木葬墓地=千葉県袖ケ浦市

 ペットを家族と考える人が増え、ペットと一緒にお墓に入りたいという要望も増えている。しかし多くの墓所では「埋葬できるのは人間の遺骨のみ」。その中にあって曹洞宗真光寺(千葉県袖ケ浦市)の樹木葬墓苑は、人もペットも一緒に土の中に埋葬し、歳月とともに大地に戻っていくというコンセプトで注目されている。(ソナエ編集部)

 ◆里山の自然の中に

 東京都心部から、東京湾アクアライン経由で約1時間。墓地は小高い里山にあった。

 自然をそのまま生かして、1ヘクタールを超す広い緩斜面に1200区画が整備されている。平成17年の募集開始以来、約1千区画が契約済みで、すでに半分ほどの区画で埋葬が行われている。地面に置かれた御影石のプレートの多くには、故人の俗名と、愛らしいペットの名前が並んで刻まれている。

 最近ではペットの埋葬が可能な樹木葬墓地も増えているが、人間の区画とペットの区画が分かれている例が多い。人とペットを一緒に埋葬することについて真光寺の担当者は、「ここは自然の里山を利用した墓地。もともと野生の生物はここで死に、土になっていた。動物を拒否する理由はありません」と話す。

 ◆三十三回忌まで供養

 区画の広さによって「森の苑(にわ)」「野花の苑」がある。「森の苑」の1区画は約1坪(3・3平方メートル)。ここは何人でも入れるため、家族向きだ。スコップで深さ70センチほどの穴を掘り、遺骨を木綿の白布にくるんで埋葬する。土を戻し、石の碑を置いて、名前を刻む。

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