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【くらしナビ】指伸ばしにくくなる「デュピュイトラン拘縮」

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指伸ばしにくくなる「デュピュイトラン拘縮」

 ■新薬で改善、手術より負担軽く

 手のひらから指にかけてしこりができて、指が伸ばしにくくなる「デュピュイトラン拘縮(こうしゅく)」と呼ばれる病気が高齢者を中心に増えているという。治療はこれまで手術しかなかったが、最近は新薬の登場で、患部への注射で大幅な改善がみられるようになった。症状など心当たりのある人は早く専門医の診断を受けることが大切だ。(財川典男)

 ◆最初は小さなこぶ

 「最初は右手の小指の下の手のひらに小さなこぶができただけ」と話すのは、この病気にかかった東京都世田谷区の女性(70)だ。

 半年もたつと、右手の小指と薬指が曲がったままで伸ばすことができなくなった。「痛みはなかったが、右手に力が入らない。家事をするのも苦労した」と振り返る。

 女性はどんな病気かも全く分からず、そのまま半年ほど不自由な生活を送った。別の疾患で通っていた病院の医師らにも相談したところ、NTT東日本関東病院(東京都品川区)を紹介された。

 同病院の院長補佐で手の疾患治療を25年続けている手外科専門医の大江隆史さんの診察を受け、しこりを溶かす働きがある薬剤を注射してもらった。すると翌日にはもう指が伸ばせるように。女性は「注射で治ってよかった。傷も全然残らない」と喜んでいる。

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