産経ニュース

【話の肖像画】落語家・春風亭一之輔(3) 仲良しで情にあつい一門

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【話の肖像画】
落語家・春風亭一之輔(3) 仲良しで情にあつい一門

前座のころ(本人提供) 前座のころ(本人提供)

 〈先代柳朝の2番目の弟子にあたるのが、春風亭小朝(こあさ)(62)だ。昭和55年、36人抜きで真打ちに抜擢(ばってき)され、社会現象にも。「横丁の若様」をキャッチフレーズにアイドル並みの人気を誇った〉

 (小朝師匠は)お忙しいので、あまり会う機会がないんです。でも、ゆっくりお話をうかがいたいと思いますよ。一度、僕が酔っ払って、「僕はどうしたらいいんでしょうか?」って聞いたときは、小朝師匠が「落語をやればいいんですよ。楽しいんでしょ」って(苦笑)。ウチの師匠は小朝師匠に抜かれた兄弟子の立場で、そりゃあ葛藤もあったろうけど「悔しかった」とか一度も聞いたことがないです。

 〈二つ目になったころは仕事もなかったが、勉強会などで次第に頭角を現し、11年目で真打ちに〉

 二つ目になって始めた勉強会で毎月2つのネタおろしを自分で義務付けた。すると1年で24のネタが増えるでしょ。手応えを感じたのは二つ目になって3、4年目かな。「自分が楽しいやり方」でやる。そう決めたら、いろんな落語会に呼んでもらえるようになりました。(聞き手 喜多由浩)

関連ニュース

「ライフ」のランキング