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小学校で日本軍の加害性強調する「15年戦争」授業 日教組教研集会で報告

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小学校で日本軍の加害性強調する「15年戦争」授業 日教組教研集会で報告

開会した日教組の第67回教育研究全国集会=2日午前、静岡市 開会した日教組の第67回教育研究全国集会=2日午前、静岡市

 静岡県で開催中の日教組教研集会は、3日も各分野で教員による授業実践報告や意見交換が行われた。偏向的な授業などで問題視されることが多い社会科教育では、戦前の日本軍の加害性をことさら強調する「15年戦争」史観による授業報告があったほか、郷土への誇りや愛情を育むことを疑問視したり、明治150年の祝賀ムードを批判的にとらえたりする声も上がった。

 広島県の小学校男性教員は先の大戦を通じた平和教育などに関する授業実践を報告。中国側の資料に基づいて日本軍による中国での爆撃や被害の様子を説明したり、現在の小学校の教科書には出てこない15年戦争という用語を使って、昭和6年の満州事変から20年の大戦終結までを一連の戦争としてとらえ、15年も続いた理由などを考えさせたりする授業を実施していた。

 15年戦争という用語は、満州事変から大戦終結まで戦闘行為の継続性が認められないため一般的ではなく、児童にも誤解を与えかねない。

 また、この教員は領土教育関連で、中国公船による日本の領海や接続水域への侵入が常態化している尖閣諸島(沖縄県石垣市)について「(帰属の)正当性を主張するよりも、互いに手を出せない状況を作り出すことが大事だ」などと指摘した。

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