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【教育動向】公立高入試も英語4技能の時代へ 東京都が先駆け

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【教育動向】
公立高入試も英語4技能の時代へ 東京都が先駆け

 ただ、約5万人に上る都立高校受験者に対して、スピーキングテストの採点の公平性、テスト会場など試験環境などの平等性をどう確保するか、スピーキングテストの費用負担をどうするかなどが大きな課題となりそうです。

 英語のスピーキング評価に関する高校入試改革の動きは他にもあります。大阪府は2017年度府立高校入試から英語を資格・検定試験の成績で換算できるようにした他、福井県は2018年度県立高校入試から資格・検定試験で一定レベルに達した受験生に英語の点数を加点することにしています。

 東京都の方針決定によって、英語のスピーキングテストの導入は、全国の公立高校入試ばかりでなく、私立高校でも追随する動きが広がることが予想されます。また中学校の英語教育の変化に伴い、私立中学校入試でも同様の動きが広がる可能性もありそうです。(筆者:斎藤剛史)

※「東京都立高等学校入学者選抜英語検査改善検討委員会報告書」について

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2017/pr171214b.html

【プロフィル】斎藤剛史 1958年茨城県生まれ。法政大学法学部卒。日本教育新聞社に入社、教育行政取材班チーフ、「週刊教育資料」編集部長などを経て、1998年よりフリー。現在、「内外教育」(時事通信社)、「月刊高校教育」(学事出版)など教育雑誌を中心に取材・執筆活動中。

(提供:Benesse教育情報サイト

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