産経ニュース

銀座の老舗キャバレー「白いばら」88年目の散り際 近隣住民「存在そのものが文化だった」

ライフ ライフ

記事詳細

更新


銀座の老舗キャバレー「白いばら」88年目の散り際 近隣住民「存在そのものが文化だった」

近所の住人や通行人は、閉店を惜しみつつカメラのシャッターを押していた 近所の住人や通行人は、閉店を惜しみつつカメラのシャッターを押していた

 惜しまれつつ最後の営業を終えた東京・銀座の老舗キャバレー「白いばら」。歴史的な事件にも遭遇するなど「存在そのものが文化だった」(近隣住民)が、老朽化などの問題には抗えなかった。幕を下ろした店舗の前では、通行人がレトロな外観を写真に収めるなど名残を惜しんでいた。(夕刊フジ)

 戦後すぐに建てられた木造店舗は、内外装とも昭和の雰囲気を色濃く残すが、耐震性などの問題があり、運営会社の3代目社長が昨年、閉店を決断したという。

 近所の男性は「社長は非常に真面目な人だから、もしものときのことはいつでも考えていたのでしょう。ただ、この建物がなくなっちゃうっていうのはね…」と店に目をやりながら惜しんだ。

 銀座という一等地にありながら、来店から2時間までは税・サービス込みで1万1000円と料金も良心的だった。

 約5年間、店に出ていた30代の女性は「(ホステスは)モデルのような方もいましたけど、どちらかというと高いお店で働くのが難しいコが多かった。ほとんどが20~30代で日中の仕事と掛け持ちで店に入っていました。お客のおさわりをみんなで防いだりとか、チームプレーはよかったと思います」と振り返る。

続きを読む

「ライフ」のランキング