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人獣共通「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」で国内初の死亡例 福岡の60代女性、ジフテリアに似た菌

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人獣共通「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」で国内初の死亡例 福岡の60代女性、ジフテリアに似た菌

 ただ、国内では感染症法に基づく届け出義務がない珍しい感染症のため、見逃されている可能性もある。厚労省は今月、日本医師会、日本獣医師会、自治体に対して情報提供を行い、発生があった場合は厚労省に情報提供するよう通知。国民に対しても、「ペットとの濃厚な接触は避け、体調が悪くなったらすぐに医療機関に行ってほしい」と注意を呼びかけている。

【用語解説】人獣共通感染症

 人間と動物の双方が共通してかかる感染症で、全感染症の半数を占めるとされる。感染症法でリスクがもっとも高い「1類感染症」に指定されているエボラ出血熱やペストなど、致死率の高い感染症も多い。動物から直接感染するだけでなく、蚊やダニが媒介することもある。野良猫にかまれて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)となり女性が死亡した例や、愛玩用の鳥から感染するオウム病で妊婦が死亡した例など、身近な動物から感染して死亡する例が国内でもまれに報告される。

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