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【食育専門家・浜田峰子の魚で元気な未来!(10)】和食の魅力を「解釈」 英語で発信

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【食育専門家・浜田峰子の魚で元気な未来!(10)】
和食の魅力を「解釈」 英語で発信

外国人ゲストに英語で和食の魅力を伝える生徒たち 外国人ゲストに英語で和食の魅力を伝える生徒たち

 私は調理師専門学校で「食育」や「食による地域活性化」などの授業をしていますが、実はもう一つ「英語」の授業も担当しています。英語といっても、文法や構文などではなく、「食のおもてなし」に特化した英語です。それも外国人を単に接客するのではなく、和食のすばらしさを伝えるための英語です。

 なかなかそうした英語の教材がなく、完全オリジナルテキストを作成して教えています。日本の料理人として「五味」「五法」「五色」を英語で伝えることに徹底的にこだわりました。1年間の授業の総仕上げとして実際に外国人ゲストをお迎えして実習をしました。1年生は江戸前寿司(ずし)の食べ方を伝え、2年生は懐石料理を説明するという設定です。

 「向附(むこうづけ)は、鮃(ひらめ)のそぎ造り芽ねぎ巻きでございます」「本日の強肴(しいざかな)は、半月大根と城南小松菜の柚香炊き合わせでございます」

 日本料理の言葉は難しく、向附や強肴を読めない人も多いのでは。ましてやそれを英語で伝えようとすると、英語を話す前に日本人として日本の食材や食文化について深く理解しておく必要があります。

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