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【ニッポンの議論】ベーシックインカム制度「創造性の基盤に」「地域版での実験を」

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 --所得格差が今より開くのか

 「全員がAIにできないクリエティブな仕事をしないと稼げなくなる。国民全てがアーティストになるようなもので、日本全体が『芸能界』になるということ。例えば、吉本興業の所属タレントは生活できる収入を得ていない芸人が大半。実力だけでなく、運がいい人だけが高所得者になる社会が遅くても50年後にはやってくる。でも、売れない芸人は先輩の芸人が食事をおごってあげたりするから飢え死にしない。そういう仕組みを国が行うのがベーシックインカムだ」

 --財政面から実現は可能なのか

 「芸能界と同じで富裕層から取ればよいと思っている。例えば、富裕層の相続税率を上げるなどの対策を実践すれば、税収が入ってくる。その財源をベーシックインカムにあてればいい。反対意見の中にはベーシックインカムを導入すると働く意欲がなくなるという指摘もあるが、私は芸人やアイドル、アーティストで勤労意欲を失っている人を見たことがない。人間、一番の地獄は、する仕事がないことだ」

 --ベーシックインカムの実験が行われているフィンランドでも勤労意欲を失う人は出ていない

 「それどころか、もらったお金で起業した人もいると聞く。『飢え死にすることはない』という最低限の収入があれば安心して挑戦ができるようになる。最低限の暮らしが守られているからこそ、新たなアイデアが生まれる余裕も出てくる。ベーシックインカムが、AIに負けない人の創造性の海を作る基盤になりうる」

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