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【善光寺門前の味再び オリジナル七味を作る⑤】品質追求 収穫は全て手作業 重労働、なまった体に「つらい」

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【善光寺門前の味再び オリジナル七味を作る⑤】
品質追求 収穫は全て手作業 重労働、なまった体に「つらい」

唐辛子の収穫に悪戦苦闘する三宅真太郎記者=10月9日、長野県飯綱町 唐辛子の収穫に悪戦苦闘する三宅真太郎記者=10月9日、長野県飯綱町

 長野市の善光寺門前にある「八幡屋礒五郎」と共同で地域振興支援を目的に始まった産経オリジナル七味唐(とう)辛(がら)子(し)作り。飯綱町の農場で栽培中の唐辛子が収穫の時期を迎えた。広大な畑に植えられた唐辛子の収穫は全てすべて手作業で行われる。品質を求めるからこその「手作業」という同社のこだわりを目の当たりにした。

 「はい、軍手!」

 10月9日、秋風が吹く飯綱町の農場。6月に植えたときは15センチほどだった唐辛子の苗は約60センチに育ち、畑一面が赤く輝いていた。ビニールハウスの中で直径3ミリほどの種をまいていた春先を思い、感慨に浸っていると…。

 「はい、軍手をつけて」

 農業担当主任の高橋賢太郎さん(37)が隣に立っていた。

 「えっ?」

 売上高11億円、海外にも市場を持つ企業が栽培する唐辛子だけに“収穫は機械で一気に”と思い込んでいたが、国内では、機械による唐辛子の収穫は一般的ではないそうだ。実の一つ一つを見て品質を確かめつつ、異物が入らないよう慎重に作業を進める-。手作業ならではの利点があるのだ。

 記者は、産経オリジナル七味唐辛子で使わせてもらう新品種「八幡屋礒五郎M-1」の収穫を担当した。冷涼な長野の気候に適した品種で、同社が信州大と約10年かけて共同開発し、本格的な栽培に取り組むのは今年が初めてだ。

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