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バブル「私をスキーに連れてって」今年で30周年 JR東、ブーム再来狙う
今年はバブル時代に爆発的なスキーブームを呼んだ映画「私をスキーに連れてって」の公開から30年。
「私を-」は数々の流行を生んだホイチョイ・プロダクションズが製作。長野や群馬の美しい雪山の映像とポップな登場人物の会話、ユーミンこと松任谷由実の涼しげな楽曲に魅了された若者がこぞってスキー場に足を運んだ。
レジャー白書によるとスキーヤーとスノーボーダーの人口は1990年代に1800万人を超える年もあったが、その後は減少した。今年の発表では580万人。日本のスキーリゾートは年々増加する外国人客への依存が強くなっている。
JR東日本は今年、パック商品「SKISKI」の宣伝に、映画のヒロイン優役で主演した原田知世さん(50)のイラストとともに「私を新幹線でスキーに連れてって」のキャッチコピーを打ったポスターを採用。オールドファンだけでなく、映画を知らない若年層にもPRを展開している。