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動物からの感染症 「人ではないこと」を意識して節度ある触れ合い必要

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動物からの感染症 「人ではないこと」を意識して節度ある触れ合い必要

人とペット、互いの幸せのため「正しい知識で感染症予防を」と訴える美濃部さん=大阪府吹田市のアイン動物病院南千里病院 人とペット、互いの幸せのため「正しい知識で感染症予防を」と訴える美濃部さん=大阪府吹田市のアイン動物病院南千里病院

 キスをしたりお箸でごはんを食べさせたりと、ペットかわいさの過剰なスキンシップには危険が潜んでいる。動物の持つ常在菌やウイルスには人に感染するものもあり、今年、犬からの「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染が初めて確認された。アイン動物病院南千里病院(大阪府吹田市)の美濃部五三男(みのべいさお)院長は「人ではないことを意識し、健康管理と節度ある触れ合いを」と呼びかける。(藤井沙織)

猫、ウサギ100%

 風邪に似た症状や肺炎、髄膜炎などを引き起こすのは、猫とウサギの約100%、犬の約75%が口の中に持つ常在菌「パスツレラ」だ。過剰なスキンシップで感染し、免疫力が落ちていると発症。かまれると傷口が腫れ上がったりする。

 動物からうつる感染症は「動物由来感染症」と呼ばれ、国立感染症研究所によると「近年はペットとの距離が近づき、感染リスクが高まっている」という。

 だが病院で当初から感染症が疑われることは少なく、美濃部さんは「適切な処置ができず原因不明のまま重症化するケースも多いのでは」と指摘。

 病院ではいつからどんなペットを飼っているか、動物園に行ったか、かまれたりしたかを伝える必要があるとする。

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